大会テーマ “地域連携社会における記録情報管理のあり方を展望する”
研究大会担当理事 船越 幸夫
この度の大災害に被災されました皆さまには、心からお悔やみとお見舞いを申しあげます。より速やかな復旧、復興を願って止みません。 大変な事態となり難しさも予想されますが、この4 月から公文書管理法が施行され、新たな状況を迎えます。記録管理学会としてもできる 限りの活動を継続して行きたく思いますので、よろしくご協力をお願いします。
さて、今年の研究大会は5 月27 日(金)、28 日(土)に、北海道の小樽商科大学をお借りし、下記のプログラムで行なう予定です。小樽市 は市をあげて歴史建造物の認定など文化遺産を大切にしようとの取組みがなされ、また史料、文書、図書、建物、施設などを地域資源とし て地域活性化に活かされているように感じています。
小樽の地域風土を感じながら、2011 年研究大会をぜひ成功させましょう。 皆様にはぜひ小樽にお越しいただき、大震災後への思いとともに、地域連携や記録管理を取り巻く課題、M・L・A や地域行政と大学など との様々な関係のあり方等について情報交換しつつ、記録管理について学び合いたいと思います。
関心のある方ならどなたでも参加いただ けます。皆様の参加をお待ちしています。
■大会プログラム(予定)
▼第1 日5月27日(金)
10:00 見学会「石原裕次郎記念館」
(現地10:00 集合1,500 円) (小樽築港駅から徒歩7 分)
※石原裕次郎記念館から市立小樽文学館へ移動します。
見学会「市立小樽文学館」
(現地11:00 集合300 円) (小樽駅から徒歩5 分)
※小樽文学館からの参加も可能です。
13:00 受付開始
13:20 総会 (休憩)
14:30 表彰式(記録管理業務功労賞)
14:45 研究大会開会 会長挨拶
15:00 ◇ 特別講演「小樽商科大学の記録と地域社会の関係から学ぶこと(仮題)」
講師: 和田健夫氏(小樽商科大学理事総務・財務担当副学長附属図書館長)
16:15 協賛企業・団体紹介
16:45 終了
17:00 懇親会(会場:小樽商科大学学生会館レストラン)
19:00 解散
▼第2 日5月28日(土)
10:40 特別講演 「公文書管理法の施行と記録情報の危機管理 (仮題)」
講 師 : 高 山 正 也 氏 (国立公文書館 館長)