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◎2017年研究大会テーマ

  「原点回帰 記録管理学とは何か?」~理論と実践の視点から~

記録管理学会2017年研究大会開催報告

実行委員長 石井幸雄

 

「原点回帰 記録管理学とは何か?~理論と実践の視点から~」をテーマとして、6月2日(金)、3日(土)の両日、九州大学箱崎キャンパスにて2017年研究大会を開催しました。折しも、行政文書管理をめぐる諸問題が国会やマスコミをにぎわせており、本学会の原点「記録管理とは何か?」を問い直す絶好の機会になりました。

 参加人数は、正会員37名・学生会員7名、非会員22名の計66名でした。

 

 初日の特別講演で、中央大学社会科学研究所客員研究員(元記録管理学会会長)の山﨑久道氏は、「社会科学としての記録管理の可能性」と題し講演。“理論”の視点から、記録や文書は社会における資産であり、そのためには何が必要かについて言及しました。

 次に、太宰府市公文書館の藤田理子氏は、“実践”の視点から、「文書の一括管理を目指す太宰府市の取り組み」というテーマで、現用から非現用までの文書管理に関する太宰府市の具体的取り組みと、電子文書の管理など今後の課題について詳述しました。

 

 2日目は、先ず、プロジェクト研究の成果発表が行われました。「記録管理学体系化に関する研究(その1)」(発表者:小川 千代子氏)と「活用のための教育アーカイブズ保存・管理・公開システムに関する比較研究~国立系教育大学を例として」(発表者:戎 子卿氏)の2本です。

 その後、A会場・B会場に分かれ、其々6本ずつ、計12本の研究発表が行われました。若手研究者の発表に対して、会場との質疑応答は非常に活発であり、まさに「記録管理とは何か?」についての議論を深める場になったと言えます。

 

 今年の大会では実に多くの皆様にご尽力いただきました。参加いただいたすべての皆様、ご講演・ご発表いただいた皆様、大会の開催にあたり後援・協賛いただいた皆様、施設見学でご説明いただいた皆様、特に、大会の準備段階から当日の運営に至るまで親身になってサポートしていただいた三輪先生はじめ九州大学大学院新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の教職員・院生の皆様には一方ならぬお世話になりました。心より感謝申し上げます。

 

 なお、研究大会の詳細につきましては、7月下旬発行予定の広報誌『ニュースレター』79号をご覧ください。どうぞお楽しみに。

 

2017年6月25日